ABS樹脂は、自動車やテレビ、プラモデルなどに利用する樹脂で、耐熱、耐衝撃性に優れており、塗装や接着などに使われます。

ABS樹脂

ABS樹脂は、自動車やテレビなどの電化製品やプラモデル、スーツケースなどにコーティングして使用するもので、耐熱、耐衝撃性に優れています。ABS樹脂は、塗装や接着などに使われます。

ABS樹脂とは?

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ABS樹脂とは、1954年にアメリカで発明された、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンからなる合成樹脂(プラスチック)の一種です。色は半透明の乳白色で、耐熱性、耐衝撃性に優れており、加工もしやすいものとなっています。ABS樹脂は、高熱を加えるとやわらかく形成しやすくなり、冷めると硬くなります。耐候性はあまり望めないため、長い時間直射日光に当たると劣化する場合もあります。

ABS樹脂を使った製品

ABS樹脂を使用しているものとしては、家電製品や電気電子製品などの外装や、自動車のパネル、そして文具、雑貨類でもあります。また、プラモデルなどにも使われています。現在では、カラーのものも出回っており、加工されたシートなどでは、表面もきれいなため、接着も楽にできます。

ABS樹脂のリサイクル

ABS樹脂について、リサイクルが謳われるようになって来た現代社会では、このABS樹脂のリサイクル問題にも取り組んでおり、できるだけ環境への負担を軽減していくために樹脂メーカーは日夜努力、研究を行っています。回収樹脂の品質が安定的であれば、予め決められたプログラムに沿って、経済的なリサイクルをすることが可能になると言われています。

ABS樹脂 合成樹脂の歴史

ABS樹脂について、合成樹脂は、1835年に塩化ビニルとポリ塩化ビニルの粉末を発見したのが最初であると言われています。1869年にアメリカでセルロイドが開発されたのが、商業化の第一歩であったということです。本格的に合成樹脂の取り組みが行われたのは、1909年のことでした。「ベーグライト」と言う商品名で、フェノールとホルムアルデヒドを原料としたもので、一般的にはフェノール樹脂と呼ばれています。1970年代に入ると、工業用として使用できる「エンジニアリングプラスチック」が開発され、それから10年後には、「スーパーエンジニアリングプラスチック」が使用されるようになりました。これらの出現で、製品の加工などに大きな影響を与えました。

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